オリジナルTシャツおすすめ4選!枚数と納期で選ぶ後悔の少ない作り方

クラスTやサークルのおそろい、推し活のグッズなど、オリジナルTシャツを作りたい場面は意外と多いものです。ところが作成サービスは数が多く、価格だけを見て選んだ結果「イベント当日に間に合わない」「色が画面と違う」という声がよく聞かれます。
私はイベント運営の仕事で8年間、1枚から120枚までのオリジナルTシャツを延べ40回以上発注してきました。印刷ズレやサイズ違い、納期ギリギリの冷や汗も一通り経験しています。この記事では、その経験から「枚数・納期・印刷方式」の3つで選ぶ方法と、目的別のおすすめサービスを紹介します。
この記事で比べたオリジナルTシャツ作成サービス4つ
- UP-T:1枚から団体注文まで幅広く対応。迷ったらここ
- オリジナルプリント.jp:3Dで仕上がりを確認でき、グッズの種類も多い
- UTme!:ユニクロのTシャツで1枚から。店舗でも作れる
- Printful:作ったデザインをそのまま販売したい人向け
オリジナルTシャツは「枚数・納期・印刷方式」で選ぶ

結論から言うと、作成サービスは価格より先に「何枚作るか」「いつまでに必要か」「どんなデザインか」の3点で絞り込むのが近道です。この3つが決まると、向いているサービスと印刷方式が自然に決まります。
私が過去に後悔した発注は、ほぼすべて「1枚あたりの安さ」だけで決めたものでした。ここではそれぞれの軸で何を見ればいいかを順に説明します。
枚数で単価と向くサービスが変わる
オリジナルTシャツの単価は、枚数によって大きく変わります。1〜2枚なら版を作らないインクジェット印刷が基本で、1枚目から同じ単価で作れるのが利点です。一方で10枚、30枚と増えるほど、まとめ割引や版を使う印刷のほうが1枚あたりは下がっていきます。
以前、50枚のクラスTを1枚単位の料金のまま注文してしまい、後から団体向けの見積もりを取れば下げられたと気づいたことがあります。10枚を超えるなら、注文前に枚数別の料金表か見積もりを確認しておきましょう。
納期は「届く日」から逆算する
サービスが案内している納期は「発送日」の目安であることが多く、手元に届くのはそこから配送日数を足した日になります。さらにデザインの確認や修正が入ると、その分だけ後ろにずれます。
文化祭や体育祭の前、夏フェスの前などは多くの人が同時に注文するため、通常より時間がかかる場合があります。私はイベント日の3週間前には注文を終える、と決めてから納期で焦ることがなくなりました。使う日から逆算して、余裕を持った注文日を先に決めておくのがおすすめです。
印刷方式で仕上がりと耐久性が変わる
主な印刷方式は、インクジェット、シルクスクリーン、転写の3つです。インクジェットは写真やグラデーションのような色数の多いデザインに強く、1枚から作れます。シルクスクリーンは版を作る分、少ない色数のロゴや文字を多くの枚数で刷るのに向き、発色がはっきりしやすい方式です。
転写は、印刷したシートを熱で貼り付ける方式で、濃い色の生地にも鮮やかに出しやすいのが特徴です。どの方式が使えるかはサービスや商品ごとに違うので、デザインに合う方式が選べるかを公式サイトで確認してから注文しましょう。
たかぎ写真入りならインクジェット、文字だけで大量ならシルクが目安です。
オリジナルTシャツ作成サービスの比較表


今回紹介する4つのサービスを、枚数・強み・注意点で比べたのが下の表です。料金は注文内容やキャンペーンで変わるため、確認できた範囲だけを2026年10月時点の情報として載せています。最新の料金は、各サービスの公式サイトで見積もりを出して確認してください。
| サービス | 運営 | 枚数 | 強み | 注意点 | 向く用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| UP-T | 丸井織物株式会社 | 1枚から団体まで | アイテム数が多い。送料は全国どこでも無料と案内(2026年10月時点) | 繁忙期は納期に余裕が必要 | クラスT・記念品・少量グッズ |
| オリジナルプリント.jp | 株式会社イメージ・マジック | 1枚から | 3Dで仕上がりを確認できる。Tシャツ以外のグッズも豊富 | 単価は商品や印刷内容で変動 | Tシャツと小物をまとめて作る |
| UTme! | ユニクロ | 1枚から | 店舗・オンライン・アプリで作れる。1,990円からの案内(2026年10月時点) | 団体向けの大量注文には不向き | プレゼント・自分用の1枚 |
| Printful | Printful | 1点から | 作ったデザインを販売できる。25点以上で割引あり(2026年10月時点) | 管理画面や用語に慣れが必要 | グッズ販売・推し活 |
表を見て候補が2つに絞れたら、同じデザインで両方の見積もりを出してみると違いがよく分かります。気になるサービスの公式サイトを開き、まずは料金シミュレーションを試してみてください。
見積もりで確認したい3つの項目
見積もりを比べるときは、Tシャツ本体の価格だけでなく「プリント代」「送料」「オプション代」を合計した金額で比べるのがポイントです。プリントする場所が胸と背中の2か所になると、その分だけ印刷代が加わるサービスが多くあります。
私は以前、本体価格の安さで選んだ結果、背面プリントと送料を足したら別のサービスより高くなっていたことがあります。名入れや個別包装などのオプションも含め、最終的な支払い総額と発送予定日の2つを並べて比べると判断しやすくなります。
目的別おすすめランキング


ここからは、私が実際に発注してきた経験をもとに、4つのサービスを使いやすさの順に紹介します。順位は「幅広い用途で迷わず使えるか」を基準にしたもので、目的によっては2位以下のほうが合う場合もあります。それぞれの弱みもあわせて書いているので、自分の用途と照らし合わせてください。
1位 UP-T:1枚から団体注文まで迷わず使える
UP-T(公式サイト)は、石川県の丸井織物株式会社が運営するオリジナルTシャツ作成サービスです。1枚の記念品から数十枚のクラスTまで同じ画面で注文でき、送料は全国どこでも無料と案内されています(2026年10月時点)。
私は部署のおそろいTシャツ30枚と、退職する同僚への1枚を同じ月にUP-Tで頼んだことがあり、枚数の差を気にせず使えたのが便利でした。弱みは、繁忙期には発送まで日数がかかることがある点と、デザインツールの機能が多く最初は少し迷う点です。初めてなら、まず1枚だけ作って仕上がりを確かめるのがおすすめです。
2位 オリジナルプリント.jp:仕上がりを3Dで確かめたい人に
オリジナルプリント.jp(公式サイト)は、株式会社イメージ・マジックが運営しています。手持ちの画像をアップロードするか、フォントやテンプレートを使ってその場でデザインでき、注文前に3Dの仕上がりイメージを確認できます。
Tシャツ以外にもマグカップやスマホケースなどグッズの種類が多く、イベント用にTシャツと小物をまとめて作りたいときに重宝しました。弱みは、単価が商品や印刷内容で変わり、キャンペーンの有無でも差が出る点です。注文前に、同じデザインで金額を確認しておきましょう。
3位 UTme!:ユニクロのTシャツで1枚だけ作りたい人に
UTme!(公式サイト)は、ユニクロが運営するオリジナルTシャツ作成サービスです。オンラインやアプリに加え、一部の店舗でも作れるため、生地の手触りを確かめてから作りたい人に向いています。料金は1,990円からと案内されています(2026年10月時点)。
私は家族の誕生日に1枚だけ作ったとき、普段着として違和感のない生地感で喜ばれました。弱みは、団体向けのまとめ割引やクラスT向けの機能は想定されていない点です。10枚以上作るなら、ほかのサービスと見積もりを比べてから決めましょう。
4位 Printful:作ったデザインを販売したい人に
Printful(公式サイト)は、1点から注文でき、作ったデザインをネットショップで販売する仕組みまで用意されたサービスです。インクジェット印刷では1か所目のプリント代が商品価格に含まれ、25点以上の注文で割引が使えると案内されています(2026年10月時点)。
知人のイラストレーターがグッズ販売を始めるとき、在庫を持たずに済む点が決め手になっていました。弱みは、海外発のサービスのため管理画面や用語に慣れが必要な点です。自分用の1枚だけなら、ほかの3つのほうが手軽に感じるはずです。
用途別の選び方


同じオリジナルTシャツでも、クラスTとプレゼント用の1枚とでは、重視すべき点がまったく違います。ここでは代表的な3つの用途ごとに、何を優先して選べばいいかを整理しました。自分の用途に近いものから読んでみてください。
クラスT・部活など10枚以上作るとき
10枚以上の団体注文では、単価と同じくらい「サイズ集計と集金のしやすさ」が大切です。サイズを一人ずつ聞いて回ると漏れが出やすく、私も一度、2枚足りない状態で注文してしまったことがあります。
団体向けの注文に対応したUP-Tのようなサービスなら、枚数が増えても注文の流れは変わりません。サイズは表計算ソフトやアンケートフォームで一覧にし、締め切りを決めて集めておくと、注文時の入力ミスを減らせます。
記念品・プレゼントなど1〜2枚作るとき
1〜2枚なら、版を使わないインクジェット印刷が中心になり、写真やイラストをそのままプリントできます。贈り物は着心地も印象を左右するため、生地の厚さや色を選べるかも見ておきたいポイントです。
普段着の延長で着てほしいならUTme!、仕上がりを立体的に確かめたいならオリジナルプリント.jpが選びやすいでしょう。渡す日が決まっている場合は、配送日数も含めて2週間ほどの余裕を見ておくと安心です。
グッズ販売・推し活で使うとき
自分で作ったデザインを販売したい場合は、注文が入ってから1枚ずつ作る仕組みのサービスを選ぶと、在庫を抱えずに始められます。Printfulは、この販売の仕組みまで用意されているのが特徴です。
推し活でキャラクターやロゴを使う場合は、権利者が個人での利用や販売を認めているかを先に確認してください。公式の許可がない画像を使ったグッズの販売は、トラブルの原因になります。
社内イベント・スタッフ用で作るとき
スタッフ用のTシャツは、来場者から見て「この人に聞けばいい」と一目で分かることが役割です。背中に大きく「STAFF」と入れる、目立つボディ色を選ぶなど、デザインより視認性を優先すると現場で役立ちます。
会社の経費で作る場合は、請求書や領収書の発行に対応しているかも事前に確認しておきたい点です。私は経理から宛名の指定を求められ、注文後に問い合わせをして手間取ったことがあります。屋外イベントなら、汗が乾きやすいドライ素材を選べるかも見ておきましょう。



迷ったら『何枚・いつまで・誰が着るか』を紙に書き出してみてください。
デザインで後悔しないためのコツ


サービス選びと同じくらい仕上がりを左右するのが、入稿するデザインデータです。私がこれまで経験したトラブルの多くは、サービス側ではなくデータの準備不足が原因でした。注文ボタンを押す前に、次の2点だけは確認しておきましょう。
画像の解像度と色の注意
スマホの画面できれいに見える画像でも、Tシャツの大きさに引き伸ばすとぼやけることがあります。SNSから保存した画像は小さく圧縮されていることが多いので、元のデータを使うのが基本です。
また、画面の色は光で表示されるため、布に印刷すると少し暗く見えるのが一般的です。私は初めての発注で、鮮やかな水色がくすんだ青になって驚いたことがあります。色にこだわるなら、本番の前に1枚だけ試しに作って確かめておくと安心です。
サイズ選びとプリント位置
Tシャツのサイズ表記は、メーカーや商品によって同じMでも身幅や着丈が違います。手持ちの気に入っているTシャツを平らに置いて身幅と着丈を測り、サイズ表の数字と比べると選び間違いを減らせます。
プリント位置は、胸の中央にデザインを置くつもりが、実際に着ると下すぎたというケースがよくあります。デザインツールのプレビューで、首元から指3本分ほど下を上端の目安にすると、着たときのバランスがとりやすくなります。
文字の大きさと配色で読みやすさが決まる
クラス名やチーム名などの文字は、画面上で読めても、実物では細すぎてかすれて見えることがあります。細い線の多い書体は避け、少し太めの書体を選ぶと離れた場所からでも読みやすくなります。
配色は、ボディの色と文字の色の明るさに差をつけるのが基本です。私は紺のTシャツに濃い緑の文字を入れて、遠目にはほとんど見えなかったことがあります。濃い色のボディには白や黄色、薄い色のボディには黒や紺を合わせると、はっきり見える仕上がりになります。
試作の1枚で確認しておきたいこと
本番の注文の前に1枚だけ試作すると、色・位置・文字の読みやすさをまとめて確かめられます。届いたら実際に着て鏡の前に立ち、少し離れた場所からも見てみると、画面では気づかなかった違和感が見つかります。
私は30枚以上の注文では試作を欠かさないようにしてから、作り直しが一度もなくなりました。試作の費用はかかりますが、大量に作ってから修正するよりずっと負担は小さく済みます。納期に余裕があるなら、試作の日数も計画に入れておきましょう。



大きい背面プリントは、身幅の小さいサイズで端が切れないか見てください。
注文から受け取りまでの手順


どのサービスでも、オリジナルTシャツの注文は大きく5つのステップで進みます。初めての人でも、この順番で進めれば途中で迷うことはほとんどありません。
- 使う日・枚数・予算を決め、注文の締め切り日を逆算する
- サービスと商品(ボディの色・素材・サイズ展開)を選ぶ
- デザインツールで画像や文字を配置し、プレビューで位置を確認する
- サイズごとの枚数を入力し、料金と発送予定日を確認して注文する
- 届いたらすぐに枚数・サイズ・印刷を確認し、問題があれば早めに問い合わせる
特に見落としやすいのが5つめです。私は以前、箱を開けずに当日を迎え、1枚だけサイズ違いが混ざっていたことに会場で気づきました。届いた日に中身を確認しておけば、交換や再注文の時間を確保できます。



届いた日に箱を開けて、枚数とサイズを数えるのが習慣です。
結論:使う日の3週間前までに注文を終え、初めてのサービスなら1枚だけ試作して色と位置を確かめる。この2つを守るだけで、オリジナルTシャツづくりの後悔はぐっと減らせます。
手順が分かったら、まずは手順1の「締め切り日」をカレンダーに書き込むところから始めてみてください。
よくある質問


- オリジナルTシャツは1枚だけでも注文できますか?
-
この記事で紹介した4つのサービスは、いずれも1枚(1点)から注文できます。1枚の場合はインクジェット印刷が中心で、写真やイラストもそのまま再現しやすいのが特徴です。ただし1枚あたりの単価はまとめ注文より高くなりやすいので、注文前に金額を確認しておきましょう。
- スマホで描いたイラストや撮った写真は使えますか?
-
多くのサービスで、スマホの画像をそのままアップロードして使えます。きれいに仕上げるには、SNSから保存した画像ではなく元のデータを使うのがポイントです。背景を透明にしたい場合は、背景のないPNG形式で保存しておくと、デザインツール上で扱いやすくなります。
- プリント部分は洗濯で剥がれたり色落ちしたりしますか?
-
印刷方式や洗い方によって持ちは変わります。長くきれいに着るには、裏返してネットに入れて洗い、乾燥機を避けて陰干しするのが一般的です。プリント面にアイロンを直接当てるのも避けましょう。各サービスが案内している洗濯方法があれば、そちらに従ってください。
- クラスTのサイズ集計と集金はどう進めればいいですか?
-
アンケートフォームや表計算ソフトで「名前・サイズ・支払い済みか」を一覧にするのがおすすめです。締め切りを注文日の数日前に設定すると、未回答の人に声をかける時間が取れます。サイズに迷う人には、手持ちのTシャツの身幅を測ってもらうと選び間違いを減らせます。
迷ったらUP-Tで1枚試作して仕上がりを確かめよう


オリジナルTシャツ選びは、価格の比較から入るより「枚数・納期・印刷方式」の3点を先に決めるほうが、結果的に満足のいく1枚にたどり着けます。クラスTからプレゼント用の1枚まで幅広く使いたいなら、UP-T(公式サイト)から始めるのがおすすめです。
仕上がりを3Dで確かめたいならオリジナルプリント.jp、ユニクロのTシャツで作りたいならUTme!、販売まで考えているならPrintfulが候補になります。



デザインツールは登録前でも触れることが多いので、まずは試してみましょう。
この記事を読み終えたら、10分だけ時間をとって公式サイトのデザインツールを開き、手持ちの画像を1枚のせてみてください。完成イメージが見えると、次に何を決めればいいかがはっきりします。
この記事を書いた人:たかぎ
イベント運営の仕事に携わって8年。社内イベントや地域のお祭り、フェスのスタッフ用まで、1枚から120枚のオリジナルTシャツを延べ40回以上発注してきました。色のくすみやサイズ違い、納期ギリギリの注文など、つまずきも一通り経験しています。
その経験から、価格だけで決めずに用途に合ったサービスを選ぶ大切さを伝えています。初めての人が安心して1枚目を作れるよう、実務で役立った手順を中心にまとめています。